ミカンコミバエ
首都圏にいるとあまり見聞きしないかもしれませんが、屋久島(特に果樹農家)では今このミカンコミバエという言葉で持ちきりです。
ミカンコミバエというのはみかんや他の果樹の実などに卵を生む小さなハエでこれが繁殖してしまうとその地域の農作物は出荷停止になってしまいます。
奄美大島ではすでにたんかんの出荷停止が決まってしまったので2016年のたんかんの総出荷量は大きく減ってしまう事が予想されています。
なんとこのミカンコミバエが先月屋久島でも見つかってしまったのです。
地域の人は落ちたたんかんの実を地中に埋めたり、ミカンコミバエが好きなグァバの実を処分したりと対策に追われています。
私達にとっては来年が初めてのたんかん出荷になります。
どうか出荷停止にはなりませんように・・・・・・・・と祈りつつ穴を掘っていた一日なのでした。